どうも。よしきです。
今日はミニ小説の日ってことにしますね。(またまた使い回しですが・・・^^;) では・・・
休み明けの月曜日ではあるがよしきは急な会社の休みをとった。
数日前に常連客のみずきから12時間予約が「夢中」経由で入ったからだ。
みずきはよしきにとってとても大事な太客で、もうかれこれ何年かになる。
ただ、少し距離が離れているため、予約を入れる時にはいつも12時間や24時間とまとまった時間になる。
朝、少し早目の時間にでかけたよしきは、みずきとの待ち合わせ場所に向かう。
午前10時。待ち合わせ場所にみずきは自分のAudiを運転して現れた。
「さぁ、乗って。」
「うん。今回は急だったね。」
「どうしても会いたかったの。年が明ける前にね。」
みずきは軽く笑った。
「さぁ、今日はどこに付き合ってもらおうかなぁ〜」
そう言うと、みずきは車を走らせた。
みずきは仕事を持っていたが同時に二人の子供を持つ主婦でもあった。
本当は目的地など決まっていなくて、ただ漠然と車を走らせる。
車中で二人はいろいろな話をする。最近の出来事や気になること、嫌だったことや、嬉しかったこと、何でもみずきはよしきに話す。
この時間こそがみずきが予約したものだった。
どこかに行くのではなく、車中でよしきと二人だけでいる時間。
好きな音楽を聴きながら、それがみずきにとって最高の癒しの時間であった。
実際、みずきはよしきに”ぞっこん”であった。
食事や買い物の時間を除いては二人はほぼ車中にいた。何時間でもそうできた。話すことがなくなっても、ただ二人で一つの空間の中にいることがみずきにとって癒しであった。
夕食を済ませた後、Audiはホテルの駐車場へと消えていった。
しめて5万円也。